一 吾々は、心技体を研く場こそ道場としるべし。
「道場は技術を学ぶだけでなく、それを使う身体を造り、又それを正当に使う為の
精神を養う場であるという戒め」
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一 吾々は、収めしままの刀は錆びつくと知るべし。
「現状維持は退歩だという戒め」
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一 吾々は、己が力を誇示せず、自制の心を持つべし。
「自分以外の者を威圧することをせず、自分の力をひけらかさないという戒め」
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一 吾々は、物事において後悔せん事を宗とするべし。
「自分自身が後悔する行動をとらないという戒め」
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一 吾々は、押忍の精神を宗とするべし。
「耐え忍ぶ事も大事であるが、それに押し流されず前に進む気持ちを持たないと
駄目だという戒め」
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一 吾々は、世の中の静と動を見極めるべし。
「世の中の裏(嘘)と表(真実)を見る目を持たないといけないという戒め」
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一 吾々は、文武両道を以って有言実行を成すべし。
「物事は、自分が言ったことに限らず実行に移さないといけないが、それには力だけでなく、
知恵(頭)を使って行わないといけないという戒め」
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一 吾々は、日々精進し、正道の道を極めるべし。
「自分自身が自惚れの気持ちを持たず、又弱気な気持ちを振り払う、
その為にも日々の修行を怠らない事が必要であり、それが裏付けとなり、
しいては人としての正しき道を求める事になるという戒め」
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